1958年(昭和33年)に、当時の建設省(現在の国土交通省)が創設した宅地建物取引士(旧・宅地建物取引主任者)の資格。

「宅建」の愛称で親しまれ、通学や通信講座で勉強し取得することが可能な仕事の資格のなかでも、毎年の人気ランキングのトップクラスに入っているほど注目されています。

宅地建物取引士の資格は、個人にとっても企業にとっても大切な宝物である土地や建物などの不動産の媒介や仲介において不可欠なのです。

さまざまな種類がある国家資格のなかでも、宅地建物取引士は不動産業界のみならずいろいろな業界でニーズがあるので、転職や就職の際にこの資格を保持していれば有利になります。

また比較的法律関係の国家資格のなかでは狙いやすいので、まず宅建の資格を取得してからフィナンシャルプランナーや行政書士などの資格を取得し、さらに自分の価値をアップさせている人も少なくありません。

士業になったことで今後難易度がアップする可能性も!


宅地建物取引士は、2014年6月25日に官報で公告された「宅建業法」の改定で、以前の宅地建物取引主任者という名称から、宅地建物取引士へと変更されました。

司法書士・税理士・公認会計士・行政書士・社会保険労働士などの「士」が付く「士業」へと変更したことで、資格そのもののグレードアップを図っているといわれています。

また宅建業法の改正によると、「宅地建物取引士の信用失墜行為の禁止」、「宅地建物取引士の知識及び能力の維持向上」、「宅地建物取引業者による従業員の教育」に触れていて、宅地建物取引士の水準のみならず宅地建物取引業界全体の水準も上げたいという意図もあるようです。

現在の時点(2015年5月)では、明確に「今年の試験から難易度をあげる」というような情報はないのですが、実際には資格のグレードをあげるためにも、社会的信用度を引き上げるためにも「宅地建物取引士試験自体の難易度はあがるのでは?」といわれています。

宅建試験にいつかは挑戦したいと考えている人は、「まだいいかな」と先延ばしにしないで、今年からスタートしたほうがよいでしょう。