宅地建物取引士の試験は、「権利関係」・「法令上の制限」・「宅建業法」・「税その他」の4分野から出題されます。

宅地建物取引士試験、勉強のポイント


1) 権利関係

民法・借地借家法・区分所有法・不動産登記法から14題出題されますが、なかでも民法は10題も出題されます。

これが、民法を理解していないと合格は難しいといわれる理由です。

そしてその多くが事例を用いた問題形式で、専門的な判例の内容を問うものが多いので一番時間をかけて勉強に力を入れなければならない分野でもあります。

2) 宅地建物取引業法

宅地建物取引業に直接関係する法律で、毎年20題ほど出題されています。

4分野のなかでも一番問題数が多いので確実に得点を稼ぎたい分野でもあります。

ここでは特に免許基準・重要事項の説明・報酬額の制限などは毎年出題されているので、過去問題を何度も解いて、間違いなく完全に解答できるようにしておきましょう。

年々問題の難易度もあがっているので、理解を深めながら手厚く勉強をする必要があります。

3)法令上の制限

都市計画法・建築基準法・国土利用計画法・宅地造成等規制法・土地区画整理法・農地法・その他の法令から8題が出題されます。

建ぺい率、容積率、日影規制など数値を覚えなければならない事項が多く、最も暗記力が必要とされます。

4)「税その他」

この分野の勉強を一番後回しにしてしまい、試験日までに十分な勉強ができなかったという人は少なくありません。

学校や通信講座でも、講義はせず資料を配るだけで済ませることも多いのですが、おざなりにしないできちんと目を通して8問正解を目指しましょう。

8月末日を目安に全体の勉強を!


これらの出題分野の勉強は、8月末日を一区切りと考えて計画的に進めてください。

50点満点中35点は獲得できるように実力をつけ、9月からは追い込みと仕上げの時期として、弱点の補強や暗記力の確認などにあてましょう。

無理な詰め込み計画を立てずに、最後まで確実に実行できるような計画を立てるのが合格への早道なのです。